
書き始めたら思った以上に長くなったアカオの後編です。
写真が多めかもしれない。
前編・中編はこっち。


3日目の朝
チェックアウトしたくなさすぎる
3日目の朝が来てしまった。
チェックアウトしなくてはいけない日だ。

率直に「やだなぁ」の気持ちはあったものの、十分味わう事が出来た満足感もあるにはあった。
でもやっぱり「やだなぁ」の割合の方が大きい。
朝7時、朝食会場へ。
バイキングにもかなり慣れた。


フレンチトーストがおいしかったので今日も食べたい+海鮮とろろ丼も食べたいという事で朝からパンと米をもりもり食べる。
朝食後は昨日同様フルーツ酢をキュッといただきながら部屋に戻ってきた。

アカオのチェックアウトは午前10時。
ただただのんびりと過ごし、チェックアウト時間ぎりぎりに部屋を出た。

「チェックアウトお願いします」と笑顔で言いながらも心は泣いていた。
滞在中、何度「また来たい」「次はいつ来れるかなぁ」と心の中で呟いたことか。
チェックアウト後も温泉に入れる
さて、客室には残念ながら戻れなくなってしまったが、有難い事にホテルニューアカオではチェックアウト後も15時までは館内の温泉を利用する事が出来る。
時間帯によっては清掃で入れない場所もあるので注意が必要だ。

フロントで新しいタオルをお借りする事が出来た。
この時間帯は大体の宿泊客はチェックアウト済、かつ日帰りの温泉利用は13時からなので館内に滞在している人数自体が非常に少ない。
館内を歩き回ったり温泉を楽しむには絶好の時間というわけだ。
一点気にしなくてはならないのが無料送迎バスの時間。
ホテル→JR熱海駅への無料送迎バスは11時台、12時台ともに1時間に1本のみ。
以降の13~16時台はバスの運行自体がなく、最後のバスを逃すと歩くなりタクシーなりを利用しなくてはならない。
回り切れなかった場所を探検
そんなわけで自宅に帰る時間の事も考え、12時台のバスには間に合うように最後の最後までアカオを楽しむ事に。
温泉にのんびり浸かった後は人の少ない館内を歩き回る。
アカオは本当に広い。色んな場所を見て回ったつもりでも初見の場所がひょこっと見つかる。
サロン・ド・錦鱗(オーシャンウイング15階)

イベントなどで使われる会場のようだ。最大300人収容出来てしまうらしい。
この場所はSNSでもよく見かける素敵スポットのひとつだ。実際に見る事が出来て感無量である。
屋上庭園(オーシャンウイング2階)
チェックアウトの少し前に屋上庭園の存在を知った。
シアターレストラン入口付近に階段があって、そこから外に出られるらしい。



天気が良い。
1月とは思えないほどうっすら暑かったのを覚えている。
階段を上り、道なりに歩いていると、なんだかとても素敵な場所に辿り着いた。



像の指が欠けているのは経年や環境によるものだろうか。欠けた部分も含めて美しさを感じた。
次回はもう少しここでのんびり過ごしてみたい。
つい最近知った事だが、この辺りには今後屋外レストランが新設されるらしい。
次に来る頃、ここはどんな風になっているだろうか。出来ればこの彫刻たちが在る場所はこのままが良いなぁなどと思う。
おみやげ
庭園に別れを告げ、館内でのやり残しを更に回収していく。
売店に立ち寄る度に購入を迷っていた手拭いを手に入れた。

手拭いの土産はアカオに限らず良いデザインのものはついつい買ってしまいがちなのだが(フェリーとかフェリーとかフェリーとか)、好きなものを開封するのに躊躇してしまう性分ゆえ、これを書いている今現在も開封できずにいる。
好奇心の赴くままに
そんなこんなで送迎バスの時間まであと30分ちょっと。
何をするか悩ましいところではあるが、フロントから外に出て建物の外観を楽しむ事にした。

ここは通路になっていて、建物をぐるっと見て回る事ができる。



写真では見えないのだが、通路の途中に謎の下り階段を見つけた。
よくわからないボタンは一旦押してみるし、開けても大丈夫そうな扉はとりあえず開けてみるタイプの私が謎の階段を下りないわけがない。
……という事で、普通に入れそうだったので行き止まりに辿り着くまでこの外階段を下ってみる事にした。

17階からのスタート。螺旋階段のようになっていて、海がとても近くて少しどきどきする。
同じような風景の階段を16、15、14、13……と降りていく。

辿り着いたのはこんな感じの場所。結局一番下まで降りてくる事が出来た。
元々釣りが出来るような場所だったのだろうか。
好奇心を満たす事が出来て大変満足ではあるが、結局17階から2階付近まで下りる事が出来てしまった。
送迎バスはフロント階の17階。下ったのだから再び上る必要がある。
こんなに下の方まで降りれるとは思っていなかった。
だがしかし満足である。
RPGゲームで例えるとわかりやすい。
私は全部の建物の部屋に順番に入るし、村人全員の話を全パターン聞こうとするし、ダンジョンだって全部の道を通って全部の宝箱を回収してからボスを倒しに行く。そういう女だ。アカオだって見れるものは全部見たいのだ。
別れのとき……
そして再び17階へ。
既に送迎バスには数人の宿泊客が乗り込んでいた。

ああ、本当にお別れのときだ。
記事の最初の方で「満足感はある」などと強がってみたがやっぱり嫌だ。離れたくなさすぎる。

そんな私の気持ちなどお構いなしにバスは熱海駅に向けて走り出した。
また来るよ…楽しかった…本当に楽しかった…。

道中、どう見ても見覚えのあるジェットフォイルが停泊していた。
久しく乗っていないな、結…。

あっという間に先程まで滞在していたホテルが遠くなってしまった。
改めて見るとやはり凄いところに建っている。
ものの10分ほどだろうか。
熱海駅へ到着した。

最後の最後までお世話になりました。
アカオに多くの人々が魅了される理由、よくわかりました。


JREポイントを利用してグリーン車で埼玉へ帰る。
帰宅ラッシュが始まる前に穏やかな気持ちで家に帰りたい……という事で熱海駅周辺の散歩もそこそこに電車に乗り込んでしまったのだが、あの辺りには気になる佇まいの喫茶店やら気になる佇まいの建物やらがまだまだある。
熱海、まだまだ今後も訪れる事になりそうだ。
アカオ感想
冗談抜きで非っっっっ常によかった。
アカオにしか出せない世界があった。
前回同じような事を書いたが、人は多いものの一人行動者もまあまあ居るので単独宿泊者にとってはそれほど浮くような事もなく良い隠れ蓑になる。思いのほか過ごしやすく快適だった。
埼玉県の民としては東京駅から特急でちょいちょいっと行けるのも有難い。
普段宿泊しているビジネスホテルに比べたら一泊の金額は多少上がってしまうのだが、シアターレストランでの朝夕付きであれば「まあそんなもんだよなぁ」という金額だ。これはぜひまた行きたい。
2泊3日で過ごしている間、客室でのんびりする事もあれば館内を楽しんだり、ひたすら探検する事もした。
とにかく色んな場所をふらふらと歩き回ったので、宿泊記もなんだか色んな場所をふわふわと紹介するような記事になってしまったなぁと思う。せめて前後編で2つにまとめられたら…と思っていたのだが、ホテルのチェックアウトと同様で記事を書き上げてしまうのが何だか名残惜しかった。
だらだらと取り留めもなく書いてしまった。長い記事にお付き合い頂きありがとうございました。
アカオ冒険譚|写真いろいろ
最後に宿泊中に撮影した写真をまとめた。
趣味に走っている。



















