あざれあの乗船記と一緒に書こうとしたら
カードキー関連の話題で長くなってしまったので、記事を二つに分割します…
このページが出来た経緯
これは別に読まなくてもいい個人的な話
きっかけは本当に些細な思い付きでした。
ボケーっと座りながらふと、こんな事を思ったのです。
「誕生日にフェリー乗りてえなぁ…」
ここ数年間、人付き合い(察してください)で誕生日はあんまり自分の好きなように過ごせなかったのですが、
今年は久々に自由な誕生日を過ごせる事になった訳(察してください)です。

まあアレっすわ
6年くらい付き合ってた人とお別れしたんすわ
完全に立ち直るまで1年かかりましたわ
「自分の誕生日の日付が入った船のカードキーって…素敵やん…?」
自分の誕生日は繁忙期…というか、
がっつり年度末で人の移動が多い時期なので今まではあまり船に乗ろうとは思ってこなかったんですけど、何と言いますかね…これまた思い付いてしまったんですよね…。

「せっかく誕生日に船乗るなら自分の誕生日の日付が入った御船印とルームキーが欲しいな」と。
「それってつまり、船乗れば貰えるバースデーカードみたいなもんじゃん?」と。

船によっては客室へ入る際、カードキーを使用するものがあります。
このカードキー自体にも種類があって、
返却が必要なものや、そのまま記念に持ち帰れるものがあるんです。
今回誕生日に乗船する事を決めた私は
「①日付が入っていて」「②持ち帰りが出来る」という二つの条件を満たす船を選んで乗る事にしました。
せっかくなら乗った事のない船に乗って新しいカードキーが欲しいな…という「欲」が今回の記事の作成に至った大きなきっかけでしょうか。
SNSでカードキー情報を手に入れる
ですが、この「欲」はそこそこニッチなものだったようでして。
ネットの海の中を泳いでみたものの「これだ」という情報がなかなか見つけられませんでした。
「こいつぁ素直に人に頼って自分でまとめた方が手っ取り早いな」と察し、SNS経由で情報を募る事にしたのです。

「これ誰か教えてけろ」って投げかけると
誰かしらが見てくださっていて反応を返してくださるのでとても有難い…
ご協力くださった皆様、ありがとうございます
大変ありがてえ事に色んな方からお写真付きで情報を頂けました。
そんなわけでフェリーのカギ事情をまとめた
私以外のどこかに需要があると信じて表にまとめてみました。
画像付きの表はこちら
船社/画像 | 特徴とか補足とか |
---|---|
商船三井さんふらわあ (大洗~苫小牧航路) ![]() | 該当船舶:さんふらわあ ふらの/さっぽろ/しれとこ/だいせつ ・日付あり ・乗船者名あり ・行先表示あり ・持ち帰り可 |
商船三井さんふらわあ (神戸~大分航路) ![]() | 該当船舶:さんふらわあ ごーるど/ぱーる ・日付あり ・持ち帰り可 |
商船三井さんふらわあ (大阪~別府航路) ![]() | 該当船舶:さんふらわあ くれない/むらさき ・日付あり ・航路あり ・船内で再発行可能 |
商船三井さんふらわあ (大阪~志布志航路) ![]() | 該当船舶:さんふらわあ さつま/きりしま かざすタイプの カードキー 要返却 |
新日本海フェリー (新潟~小樽航路) ![]() | 該当船舶: らべんだあ/あざれあ ・日付あり ・航路表示あり ・持ち帰り可 ※現在は全ての航路で 入手できなくなったとの事 (23.11.21更新) 情報THXです! |
東海汽船 (写真は橘丸) ![]() | ・日付あり ・航路表示あり ・持ち帰り可 さるびあ丸/橘丸で デザインが異なる |
阪九フェリー (旧) ![]() | ・日付あり ・船名あり ・持ち帰り可 ※現在は入手できません |
阪九フェリー (新:2023.7~) ![]() | ・QR付いた紙 ・日付あり ・乗船者名あり ・航路あり 裏のふねこは可愛い |
太平洋フェリー (基本的にこれ) ![]() | かざすタイプの カードキー 要返却 カードキータイプをお持ちで お譲り頂ける方を探しております… |
太平洋フェリー (きたかみ エコノミーシングル) ![]() | きたかみ エコノミーシングル用 ディンプルキー 要返却 |
東京九州フェリー (ツーリスト) ![]() | ・QR付いた紙(乗船券) ・日付あり ・乗船者名あり ・航路あり カードキータイプをお持ちで お譲り頂ける方を探しております… |
宮崎カーフェリー (等級ファースト以上?) ![]() | ・日付なし ・持ち帰り可 ろっこう/たかちほで デザインが異なる |
宮崎カーフェリー (等級シングルのみ?) ![]() | ディンプルキー 要返却 |
ジャンボフェリー (紙) ![]() | ・QR付いた紙 ・日付あり ・航路あり ネット予約時は デジタルのQRコード。 当日乗船名簿を書いて 手続きをした場合は 左記画像のQRコード付いた紙。 |
ジャンボフェリー (りつりん2個室のみ?) ![]() | ディンプルキー 要返却 りつりん2の個室にて使用 レザーには「ジャンボフェリー」 の文字 |
オーシャン東九フェリー (個室) ![]() | ディンプルキー 要返却 キーホルダー部分 普通に売ってほしい |
名門大洋フェリー (個室) ![]() | ディンプルキー 要返却 |
オレンジフェリー (個室) ![]() | ディンプルキー 要返却 |
画像なしのざっくり早見表はこちら
船社 | 鍵タイプ | 補足 |
---|---|---|
商船三井 さんふらわあ | 航路によって異なる | 日付入り+持ち帰り可能なカードキーは 神戸~大分航路(ごーるど/ぱーる)と 大洗~苫小牧航路 |
新日本海フェリー | 日付あり/持ち帰り可能カードキーから QRコード式に変更 (23.11.21更新) | とても…悲しいです…… |
東海汽船 | 日付あり/持ち帰り可能カードキー | さるびあ丸/橘丸でそれぞれデザインが異なる |
阪九フェリー | 日付あり/持ち帰り可能カードキーから QRコード式に変更 | とても…悲しいです…… |
シルバーフェリー | 日付あり/持ち帰り可能カードキーから QRコード式に変更 | とても…悲しいです…… |
東京九州フェリー | 日付なし/持ち帰り可能カードキーから QRコード式に変更 (23.11.21更新) | とても…悲しいです…… |
宮崎カーフェリー | 一部客室: 日付なし/持ち帰り可能カードキー | ちょっと上の等級でないと カードキーじゃないみたいです |
太平洋フェリー | 返却タイプのカードキー | 以前は日付あり/持ち帰りタイプだった という情報を得て膝から崩れ落ちました |
ジャンボフェリー | ガチャガチャと開けるタイプ もしくはQRコードタイプ | ガチャガチャタイプはりつりん2の個室にて確認 |
オーシャン東九フェリー | ガチャガチャと開けるタイプ | 鍵にくっついてるキーホルダー部分売ってほしいです (補足というより要望) |
名門大洋フェリー | ガチャガチャと開けるタイプ | ちょっと記憶が曖昧なのでまた乗りに行きたい |
オレンジフェリー | ガチャガチャと開けるタイプ | だいぶ記憶が曖昧なのでまた乗りに行きたい |
青函フェリー | ステートで紙タイプカードキーという情報あり (23.11.21更新) 情報thx! | 写真をお持ちの方情報求む |
持ち帰れるタイプのカードキーデザインをイラストにしてまとめたのがこちら。
※2023年2月に描いたものです。

呼びかけをしたのが2023年1月末、
それから(サボりにサボって)記事を書いている今現在が2023年の11月なので色々変化はありますが、当時頂いた情報と現在自分が知りえる情報をざっくりまとめるとこんな感じになりました。
もう手に入らない日付入りカードキー
今回情報を募集した際、
フォロワーさんから貴重なお写真をリプライにて頂きまして、少し紹介させていただきます。
快く掲載を許可くださったお二方に改めて御礼申し上げます。
太平洋フェリーの磁気タイプカードキー(日付あり/持ち帰り可)
まずはこちら。
昔の太平洋フェリーのカードキーお写真を持ってる相互さんがいらっしゃいました。
その昔、太平洋フェリーもお持ち帰りができたのです…いつからか回収タイプになってました泣 pic.twitter.com/ZWyy9BspKu
— おかだま (@8100_CL_Abukuma) February 10, 2023
お写真:おかだまさん(@8100_CL_Abukuma)
このお写真を拝見する少し前に以前は太平洋フェリーも持ち帰り可能なカードキータイプだった事を知って膝から崩れ落ちていました。
貴重なお写真を見せてくださりありがとうございます…!
シルバーフェリーの磁気タイプカードキー(日付あり/持ち帰り可)
もうひとつはシルバーフェリー(お写真はシルバーエイト)や、
それ以外の長距離フェリーのルームキーのお写真です。
これはと思い、発掘してきた画像とブツです。ご参考までに。 pic.twitter.com/Y7aCiCRVug
— 猫まっくら (@Geo_T222) January 30, 2023
お写真:猫まっくらさん(@Geo_T222)
シルバーフェリーの磁気タイプ(カードタイプ)のルームキーは少し前まで入手可能だったようなのですが、つい最近QRコード形式に変わってしまったようです。
カードキーを並べて写真を撮ると、やっぱり良いですね…!

その日、そのルームキーのカードを持ってるのって自分だけじゃないですか
そういうのすごく良いですよね
…という経緯で新日本海フェリーの新潟~小樽航路に決めたのです
長くなってしまいましたが
そんなこんなで色々情報を得た結果、当時所持していなかった新日本海フェリーのルームキーを手に入れる事にしたのです。
このタイミングで行先を小樽に決定して、それ以外の予定をはめ込んでいった…という感じです。

次回は「誕生日だから」という大義名分のもと、デラックスルームで贅沢をするオタクの話。