前回、昼間はジールの御船印を回収し、夜からは東九フェリーしまんとに乗船開始。
いよいよ旅の醍醐味、フェリーで過ごす時間がやってまいります。
今回の記事では船内写真メインで東九フェリー「しまんと」内を紹介していきます。
写真多めなので、東九フェリーの利用を検討している方の参考になれば幸いです!
フェリーしまんと船内探検
ターミナル~乗船まで
徒歩客は徒歩客用乗船口から船に乗り込みます。
フェリーがすぐ近くに見えてワクワクする瞬間!
案内所&売店
乗船してすぐのところにあるのが売店を兼ねた案内所です。御船印の購入もこちら。
めんべいなどのちょっとしたお土産のほか、東九フェリーのグッズも販売しています。 東九フェリーグッズの価格は割と良心的なので、私はちょくちょく記念に購入しています。
営業時間が決まっていますが、私が乗船した時は人が少なかったせいか予定よりも短い時間での営業でした。
フェリーおなじみの日付入り乗船記念パネルも案内所のすぐ横。
公衆電話があるほほか、喫煙ルームもすぐ近くにあります。
エントランスホール
東九フェリーの憩いの場的な場所。
位置としては徒歩客用の乗船口から入ってすぐ。テレビもあります。
食事をしたり、のんびり景色を眺めたり、乗客が思い思いに過ごしています。
たまに酔っぱらったおじさんたちの宴会場になっている。遭遇するかどうかは運。
色々な席があります。
やはり景色が見える窓際の席が人気な印象。
ちょこちょこコンセントもあるので作業にも良いですね。
エントランス内にはずらっと並んだ電子レンジと、調味料や紙皿・プラコップ・割りばし等があります。
この電子レンジ。
外で買ってきたお弁当を温める事も出来るんですが、基本的には後述する自販機で販売している冷凍のお弁当を解凍するためのものです。
自販機あれこれ
エントランス内には自販機が設置されていて、いつでも食事が可能。
ちょっと見づらいかもしれないけど、船内の自販機を撮影してきました。
わかる範囲で種類と価格を書き加えてます。間違えているところあったらすまん。
■食事・お菓子
■アルコール・おつまみ系
船内で購入できるものとしては良心的な価格だなと毎度思っています
普通にジュース系の飲み物自販機もあります…が、写真を撮っていませんでした。
個人的には船内で食べるカップヌードルSiOがめちゃめちゃ美味い!
あとは何故か毎回食べたくなるのがちくわ天うどんとおにぎり。今のところ毎回食べています。
乗船した方で、食べてみて美味しかった食事があれば教えていただけたら嬉しいです!
おまけ・ゲームコーナーもあるよ
フェリーおなじみ、基本的に誰も遊んでいないゲームコーナーもあります。
案内所のすぐ近く。
ただ、こんなにカラフルな色のゲームがいっぱい並んでるのに誰もいないっていう不思議な状況が結構好きで、毎回なんとなく足を運んでチラっとゲームを眺めたりしちゃうんだよなぁ。
フォワードロビー
こっそりと存在する小さめののんびりスペース。
他の記事にも書いたけど、人通りが少なくて結構穴場の寛ぎスポット。
昼間は海を進んでいく様子を見ながら寛げるのが良いですね。
夜はカーテンが下がるので外は見えなくなるよ。
暗いし寒いんだけど、何故か私は真夜中の静かなこの場所が大好きだったりします。
一人でぼーっとしていると若干不審者のようにも見えて、通りすがりのおじさんにびっくりされるという諸刃の剣…(というか人通り少なすぎてお互いにびっくりする)
リラクゼーションスペース
バスルームのすぐ近くにあるテレビ付きスペース。
テレビの近くにリモコンが置いてあって、チャンネルは自由に設定できます。
イスの横には小さなテーブルが付いているので、ジュースを飲みながらのんびり過ごせます。
イスの座り心地は個人的にここが一番好き。
すぐ近くにコインランドリーがあるので、洗濯中の待ち時間はこちらで過ごすのが便利。
コインランドリー
洗濯乾燥コースが500円~600円で、備え付けの洗剤あり(公式サイト参照)
最低限の荷物でフェリー旅したい人にとってはめちゃめちゃありがたいです。
リラクゼーションスペースの自販機
食品や飲み物の他に酔い止めドロップやマスク、タオルなどのちょっとした雑貨も揃ってます。
こちらもわかる範囲でラインナップと価格を書き込んでみました。
個人的なお勧めは④⑤⑥のフェイスタオル(薄い)&歯ブラシと⑬⑭⑮のスリッパ(薄い)の二種類。
どちらも使い捨てとして購入して、下船時に捨ててしまってます。
荷物最小限の旅をする際はとてもありがたい存在。二種類買ってもワンコイン以下なのが良いですね。
展望デッキ
私のお気に入りの場所。特に夜明け~早朝は最高です。
東九フェリーのデッキは高いフェンスで景色が見辛いせいか、それほど頻繁に人が来ません。
夜間と荒天時は閉鎖されてしまうので注意。
天気が良い時の昼間は本当に気持ちが良いですよ!
走り回れるくらい広い。
……実は誰もいない時にこっそりここではしゃぎながら走ったりしている(もちろん安全第一でね)
いつか東九フェリーに乗った時、早朝にはしゃぎながら走って写真を撮っている女を見かけてもそっとしておいて頂けると幸いです…。
人間いくつになってもはしゃぎたい時はあるのです…。
バスルーム
リンスインシャンプーとボディーソープ備え付け。
窓がでかいのではっきりと見えるわけではないけど気持ち良く景色が眺められます。
※室内に誰もいない事を念入りに確認した上で撮影しました。
脱衣所には飲料水があります。
ドライヤーありですが、風量がちょっと頼りないのでロングヘアさんは乾かす時間が長くなるかも。
バスルーム内にはタオル・バスタオルが一切ないので注意!
自前のものを持ち込むか、以下の場所でタオルを購入しましょう。
●リラクゼーションスペースの自販機でフェイスタオルを購入
●船内案内所/売店で東九フェリーのバスタオルorフェイスタオルを購入
パウダールーム
バスルームの近くにひっそりとある身支度用のお部屋。
落ち着いてお化粧出来ます。コンセントあり。
鏡だらけでどう頑張っても私が映り込むので写真が分かりづらいですが、こんな感じです。
客室(二等洋室)
写真は今回宿泊した二等洋室。
窓ありで鍵付き。
エアコン付きですが、部屋が大きい訳ではないので効きが良すぎるという印象を抱くかも。
窓も開けられないので、冬場に暖房器具に酔いやすい人はちょっと注意。
折りたたみ式のベッドはセルフで組み立ててシーツ等をセッティングします。
●折りたたみベッドの寝心地について
正直手放しで「良い」とは言えないです。
結構しっかりとゴトゴトする中で横になる感じ。
砂利道を走る車で寝ているような、そんな感じに近いでしょうか。
慣れたら逆にそれが心地良かったりもするのだけれども。
ほかにもバリアフリールームやペットと過ごせるwithペットルームもあります。
安く済ませたい場合は乗船料だけで相部屋の二段ベッドルームを利用すべし。
その他施設と廊下の写真
自身に縁のない場所(喫煙所やらコインロッカーやら)は毎回立ち寄り損ねて写真を撮らずに終わってしまうのですが、フェリー内にはコインロッカーやキッズルームもあります。
こちらは個室付近の廊下の写真。
華やかではないけど、この「公民館っぽさ」のような大人しい感じが何とも言えず好きなのである。
この最低限揃っている手堅い雰囲気は東九フェリーの魅力だと思っていて、阪九フェリーや太平洋フェリーのような華やか寄りなフェリーとはまた違った良さがあると思っています。どちらもそれぞれ魅力的で良いのだ。
乗船料について
今回、東京から徳島まで掛かった東九フェリーの乗船料は合計15,610円でした。
旅客料金(2名) ※必ずかかる乗船料。二等の相部屋であればこの料金のみで乗船OK | 27,220円 (ひとり13,610円) |
ルーム料金(2名部屋の二等洋室) ※個室の使用料金。一名につき3,000円 | 6,000円 (ひとり3,000円) |
【割引プラン】 WEB予約決済割引プラン ※一名につき-1,000円 | -2,000円 (ひとり-1,000円) |
二人分の合計金額 | 31,220円 |
一人あたりの合計金額 (上記料金を÷2した1人分の料金) | 15,610円 |
今回は連れがおりましたので、合計料金に÷2をしてこんな感じです。
こういう図を作るのが苦手なので伝わりづらかったら&説明過多で見辛かったら申し訳ない…。
割引プランのWEB予約決済割引っていうのは、もうそのまんまですね。
公式サイトで予約して、事前にクレジットカード等で決済を済ませておくと一人あたり1,000円引きになります。車両ありの方であればそれも少し値引きは入ったはず。
フェリーの魅力で毎回挙げておりますが、東京から徳島までの個室での宿泊費と移動費を合わせてこの値段ってめちゃめちゃ安くありませんか?
風呂もある。景色も良い。やはり船旅は最高です。
次の記事について
写真が多かったので、今回は船内設備と乗船料金だけをまとめました。
次回記事では東九フェリーの御船印についてやフェリーオタが乗船後にどんなスケジュールで行動しているかを書いてみようかなと思います。
東九フェリー記事を色々書いています
▼そのほか、東九フェリーの記事をいくつか書いています。
上段の東九フェリー解説記事は当ブログの中でも検索流入が多く現在一番人気の記事です!
ぜひご覧くださいませ!めちゃめちゃ長いし古い情報もあるけれども