はじめに
3月末に自身の誕生日祝いで6日間の一人旅を決行してきました。
今回の移動範囲はこんな感じ。
日本海と太平洋を両方楽しんでまいりました
西武バス(株) 東京~長岡・新潟線が非常に良かったので、今回はそのバスの紹介をさせていただきます。
東京~長岡・新潟線の特徴
まずは今回利用した高速バスの概要をさらっとご紹介。
東京発新潟方面行きの仕様を書き出しています。
【バスタイプ】3列独立シート/座席指定可能
【時間帯】昼行便(一日5便運行)
【乗車料金】およそ3,100円~6,900円
【車内設備】トイレあり
【シート仕様】内蔵テーブルあり/USBポートあり/カーテンあり
【運行距離/予定所要時間】約 332 km /約5時間17分
【乗車地】池袋駅東口→下落合駅→練馬駅→川越的場
【下車地】湯沢→六日町→小出→古千谷→越路→長岡北→栄→三条燕→巻潟東→鳥原→新潟駅前→万代シティ
【途中休憩】2回あり ※上里SA(埼玉県)と越後川口SA(新潟県)
バスタ新宿ではなく、池袋や練馬から出発できるのが東京寄りの埼玉県民である自分にとってはめちゃめちゃありがたい。
カーテン付きの三列独立シートなので、プライベートを確保しながら移動できます。座席指定可能なのも非常にありがたい。
実際に乗ってみたよ
乗ってみた感想なんかを書いてみます。
練馬から乗車
今回は練馬駅から乗車しました。
正確には練馬駅ではなく、駅から徒歩5分ほどの練馬市役所前バス停からの出発です。
乗車時、メールで届いた「予約受付確認書」の提示が必須となりますので、すぐに出せるようにしておきます。早く自分の席に座ってのんびりしたいですからね。
快適な座席
あまり写真を撮っていなかったので伝わりづらいとは思うのですが、非常に座り心地の良いシートでした。
3列独立なので横の圧がない。
カーテンを閉めたらそこはもうプライベート空間の完成です。
人数確認をスムーズに行うため、カーテンは全部閉まらないようにはなっています……が、横のスペースは十分ありますし、隣の人の顔は全く見えないので全然気にならなかったです
昼行バスの特徴といえば、やはり窓からの景色が楽しめるという事!
これがすごく良い!
ちょうど東京方面では桜が綺麗に見れる時期、かつ新潟方面ではまだ山に雪が残っている時期。
移り変わっていく景色を眺めていると『自分は今、旅に出ているんだなぁ…!』という高揚感で胸がいっぱいになります。
冗談抜きで景色見えるだけでめちゃめちゃ楽しいし、全然車酔いしない。
もっと早くこの楽しさに気付くべきだった。
座席のミニテーブルを出しながら朝食のあんぱんを食します。
良いですねえ、楽しいです。
川越的場出発後は休憩や到着時刻についてのアナウンス
最後の乗車場所である川越的場出発後、運転手さんが到着時刻や途中休憩の案内をしてくださいます。
大体の目安ですが、
川越的場7:50出発後、最初の休憩が埼玉県の上里SAに8:35頃、
次の休憩が越後川口10:40頃、新潟駅には12:12頃到着予定というアナウンスでした。
丁度良い間隔の休憩ですよね。車内にはトイレもあるので安心です。
昼行便の途中休憩は楽しい
上里SAや越後川口SAでの途中休憩。
およそ15分程度の休憩時間なので、ちょっとした買い物も出来ちゃいます。
平日昼間のサービスエリア、とても快適です。
車窓
新潟までは関越道と北陸道を走ります。
ひとつトンネルを抜ける度に少しずつ景色が変わっていきます。
街並みよりも山の方がたくさん見えるようになったり、その山に段々雪が積もっているようになったり。「新潟にやってきたなぁ」と感じます。
昼行便は太陽の光や暖かさが車内に入ってきて心地良いです。
新潟に到着、佐渡汽船行きの乗車券を頂く
7:20に練馬を発車したバスは12:20頃、新潟駅に到着しました。
予定では12:12新潟駅着ですが、これくらいの誤差なら全く気になりません。
新潟駅や万代シティで降車してから佐渡汽船のターミナルに向かう場合は運転手さんにその旨を伝えると乗り換え用のバス乗車券を貰えるみたいです。
丁度佐渡汽船のターミナルに行く用事があったので、乗車券を頂きました。
新潟駅のどの乗り場から乗れるか、どんな風に乗れば良いか等をとても丁寧に教えてくださっただけでなく「万代シティからも佐渡汽船行きのバスに乗れるから、そこまで乗っていく?」とも聞いてくださいました。親切だ…。
快適な車内だったので出来ればもっと乗っていたかったです。
非常に快適な約5時間のバス旅でした。
実を言うと、元々は新幹線の早割(トクだ値)を利用するつもりでしたが
色々考えた結果、高速バスに変更。結果的に大満足でした
乗ってみての感想
自分はそこそこ乗り物酔いしやすいタイプなのですが、窓から景色が見えたのが大きいのか、今回は酔い止めも必要ありませんでした。
新幹線よりも長い時間乗る必要はありますが、車窓を眺めるのは楽しいし、カーテン付きの三列独立シートなので他の人の気配もそれほど気になりません。靴や上着を脱いで思う存分くつろげました。
南部の埼玉県民さんや西武線沿線の辺りにお住まいの方には特におすすめです。
その辺の地域の方であれば西武バスも馴染みがあって乗り易いんじゃないかな。
東京発も新潟発も一日に複数便出ているので、往復での日帰り旅にも使えそう。
▼乗っていた当時の私もだいぶご満悦だったようです。
私は今後、よっぽどの事がない限り新潟への移動手段はこのバスを継続して利用すると思います。めちゃめちゃ快適でした。
昼行バスののんびり旅、大変お勧めです。
新幹線よりもだいぶ旅費を抑えられますので、ぜひぜひお試しくださいませ。
▼東京から乗る場合はこっち
▼新潟から乗る場合はこっち
新潟着後は御船印と昼食目当てで佐渡汽船のフェリーターミナルに向かいます。