前回、昼行バスを利用して新潟に降り立ちました。
今回はとあるものを手に入れるため、
そのまま路線バスに乗り換えて佐渡汽船のフェリーターミナルに向かいます。
佐渡汽船フェリーターミナルについて
まずは佐渡汽船についてご紹介しましょう。
佐渡汽船はその名の通り、
新潟県本土と佐渡島の定期航路を結ぶカーフェリーとジェットフォイルが出ています。
いくつか港があるのですが、現在運航しているのは
新潟港(新潟市)⇔両津港(佐渡島)と直江津港(上越市)⇔小木港(佐渡島)の2航路のみ。
以前は定期航路として使われていた寺泊港(長岡市)⇔赤泊港(佐渡島)は2019年に廃止されてしまいました。
幼い頃から寺泊港だけは年2~3回のペースで見ていたので正直寂しいですね…
当時は船の名前や種類なんて気にした事がなかったけれど、
たまに停泊していたところを見かけては興奮していたものです…
さて、今回私が向かったのは新潟港。
佐渡汽船の船が発着する港の中でも比較的大きな主要ターミナルのひとつです。
ターミナル内は広々としていて、のりばの他にも食堂や売店があります。
今回の目的は…「限定御船印」だ!
さて、今回私がこの場所に立ち寄ったのは
限定御船印の「佐渡汽船創立110周年記念御船印」を入手するためでした。
新潟港と両津港の各港110枚限定との事で、急いで買いに行った訳です。
限定ものに弱い日本人だなぁ…とつくづく思いました…
せっかくなので、
佐渡汽船の御船印や、今回立ち寄った新潟港フェリーターミナルを紹介していきます。
佐渡汽船の御船印について
第十五番社 佐渡汽船で販売している御船印について
2023年11月現在、
佐渡汽船で販売している御船印や御船印関連グッズは以下の通り。
名称 | 画像 | 価格 | 販売場所 | 備考 |
おけさ丸 | 300円 | 新潟港/両津港/おけさ丸船内 | 【2021.4.23~】 ※船長のイラスト入りはおけさ丸船内限定 | |
ときわ丸 | 300円 | 新潟港/両津港/ときわ丸船内 | 【2021.4.23~】 ※船長のイラスト入りはときわ丸船内限定 | |
こがね丸 | 300円 | 直江津港/小木港/こがね丸船内 | 【2023.6.23~】 ※船長のイラスト入りはこがね丸船内限定 | |
つばさ | 300円 | 新潟港/両津港 | 【2021.4.23~】 | |
すいせい | 300円 | 新潟港/両津港 | 【2021.4.23~】 | |
ぎんが | 300円 | 新潟港/両津港 | 【2021.4.23~】 | |
佐渡島の金山 | 500円 | すべての港/おけさ丸船内/ときわ丸船内 | 【2022.4.8~】 佐渡島金山の世界遺産候補決定を記念したデザイン | |
東海汽船×佐渡汽船コラボ御船印(夕日) | 500円 | すべての港/おけさ丸船内/ときわ丸船内 | 【2022.5.20~】 東海汽船の朝日デザインと合わせて一枚の絵になります | |
創立110周年記念 | 500円 | 新潟港/両津港 | 【2023.2.3~】 新潟港と両津港 各110枚限定 | |
佐渡汽船×駿河湾フェリーコラボ御船印 | 500円 | 新潟港/両津港/小木港 | 【2023.7.1~】 「黄金KAIDO」プロジェクトに伴うコラボデザイン | |
オリジナル船印帳 | 2,500円 | すべての港/カーフェリー船内 | 【2021.4.23~】 公式の船印帳よりも小さい(御船印と同サイズ)です | |
オリジナル船印帳カバー | 500円 | すべての港 | 【2022.2.1~】 金の箔押しをあしらったクリアカバー |
※自身で購入した御船印のみを掲載しております。入手次第埋めていきたい…
販売が終了しているものが含まれている可能性もありますので
参考程度に見てくださいね
佐渡汽船の御船印の特徴といえばやはり紙にこしひかり紙を使用している…というところでしょうか。
米どころの新潟県ならではで素敵だなぁ、と個人的に思っていたりします。
そして、御船印の文字は書道が得意な社員さんが手書きしたものを採用しているとの事。
御船印に描かれた「佐渡汽船」の文字がべらぼうに格好良いのも納得です。
佐渡汽船で販売している御船印は各港で購入可能です……が、
カーフェリー(おけさ丸・ときわ丸・こがね丸)のデザインは
船内限定で販売している船長のイラスト入りデザインが存在します。
⇒デザインは御船印めぐり公式ページから確認可能です
収集癖をこじらせている方やこだわりのある方は実際に乗船して購入しましょう。
佐渡汽船の御船印の買い方
船会社さんによって購入できる条件がそれぞれ違いますが、
こだわりがなければ佐渡汽船の御船印は比較的入手が容易といえます。
販売場所に立ち寄るだけで御船印を手に入れる事が出来るので、船に乗らずとも入手が可能。
注意点としては
フェリー船内や他の港では販売していない種類もある、という事。
また、ジェットフォイル内では御船印の販売は行っていません。
佐渡汽船フェリーターミナル内を紹介
記念スタンプはココ
御船印を集めている人なら記念スタンプもついつい押しちゃうような人が多いのではないでしょうか。
新潟港フェリーターミナル内には記念スタンプが設置されています。
案内所横に設置されているので、とても見つけやすいです。
食事もできるぞ
佐渡汽船の新潟港フェリーターミナル内には食事をする場所があるので、船の出航前・出航後に腹ごしらえをする事も可能。
のりば食堂「しおさい」
ターミナルの奥の方に広めの食堂があります。
メニューは結構豊富で、うどんそばラーメンや定食なんかのご飯ものもあるし、ビールやおつまみも用意されています。
ホットコーヒーは160円という安さ。
席もたくさん用意されているので、ここで十分のんびり出来そうです。
新たに「佐渡の手前」がオープン
いつの間にやら新しいお店がオープンしていたようです。
「佐渡の手前」という、非常に分かりやすい名前ですね。
こちらは「しおさい」に比べるとデザートやおつまみが豊富なので、食事も出来るカフェといった印象でしょうか。ミニカレーやミニ牛丼なんてのもありました。
こちらはホットコーヒー400円ですが、代わりにおかわり自由!
長居するのであればこちらの方が良いのかも。
売店では乗船前の食糧調達やお土産も買えちゃうぞ
こちらはターミナル内の売店です。
お土産のあるコンビニという感じですね。
新潟(主に佐渡)のお土産があるほか、佐渡汽船オリジナルグッズも販売しています。
個人的にお勧めしたいのが佐渡に因んだトートバッグ。
これめっちゃめちゃ可愛くありませんか…!?
佐渡汽船グッズと共に買っちゃいましたもん…
佐渡汽船グッズも非常に可愛らしいです。
お船好きさんにとっては心躍るデザインですよね…!
個人的に推したい!「よりも新聞」
ターミナル内にはちょっと面白いものが置いてあります。
それがこちら「よりも新聞」。
正式名称は「佐渡は東京23区よりも広いよ新聞」といいます。
佐渡汽船の社員さんが佐渡を紹介する新聞なんですが、イラストも文章も全部手書きでめちゃめちゃ味がある!
ターミナルに立ち寄ると毎度「新しいの出てるかな」と覗いてしまうのです。
ちゃんとバックナンバーも置いてあるのが嬉しいところ。
佐渡汽船の新潟港FTに立ち寄ったら是非手に取ってみてほしいです!
アクセス情報
徒歩でのアクセス
交通機関を使用してのアクセスは基本的にバスになるかと思います。
新潟駅もしくは万代シティから佐渡汽船行きに乗って約15分ほど。
新潟駅前のバス停からであれば3番のりばから乗車します。
交通系ICも利用可能。新潟駅前からであれば片道210円です。
で、結局目的の限定御船印は買えたのか
買えました。
いやぁ本当に良かった…
ホテルでのんびりしていようか悩んでたんですが、行ってみて正解でした。
今回は船に乗って佐渡には行かず、ご飯を食べてから再びバスで新潟駅に戻ってきました。
その日は新潟駅近くのホテルに滞在し、翌日からはいよいよ船に乗ります。
実はこのあと新日本海フェリーのターミナルにも行って船の発着を見ようとしてたんですが、ドックダイヤで船に会えずに終わりました…想定しておらなんだ…
新潟への旅はこちらから
新潟県は空気もごはんも美味しくて大好きな場所です。
佐渡島ののんびりとした雰囲気も是非一度味わっていただきたいです。