はじめに

「イルミネーション、カップルばっかりじゃん。こわい」
「行列のできるグルメ店、人がいっぱいでこわい」
「常連で賑わう居酒屋、内輪ノリがこわい」
出掛けるたびに上記のような思いで居たたまれない気持ちになる事がある、そんな同志が読んでくれたら嬉しい。

旅ブログなので色々紹介してますが、最近またちょっとアレな感じでアレですよね…。やはり感染症対策は最大限にすべきだと思ってます。
三密を避け、こまめ且つしっかりと手洗いはしましょうね!
(私はハッピバースデーの歌を二回脳内で歌いながら手を洗ってます。丁度30秒くらいになるらしいですよ)


旅の楽しみ方って主に二種類に分かれる気がする
「私の考え方では」という感じなんですが、旅行での楽しい瞬間・楽しい感情って大きく分けて二種類あります。
「目的」を楽しむものと「過程」を楽しむものといいますか。
その瞬間こそが最高峰になる方

「この名物料理、うめええええええ!!!!」とか
「寝台特急乗っちゃった!うひょおおおおお!!!」ってなる方の楽しさ。
「この一瞬のために私はここに来たのだ…!!」と、最高にテンションが高くなる時ですね。旅の醍醐味!
じわじわ効いてくる方

旅の主役ではないけれど、時間差で楽しいのを思い出す方。
お土産を見て旅を思い出したりとか、じんわりあったかくなるような楽しさ。
収集癖のある内向型人間が提案する旅の楽しみ方12選
主に私が遠くへ旅行した時にやっている事なのですが、近場で楽しめるものもあります!
そんなに珍しい事を紹介しているわけでもないですし、少し似通ったものもありますが、「私はこんな風に現地を楽しんでます」っていうのを順番に紹介していきます!

まずは収集系から!
①切符集め(近場でもOK)
鉄道旅であれば非常に気軽に集められるお土産です。

切符にはその駅の名前、買った日付、時間、駅が通ってる鉄道の名前などの情報が入ってます。
それだけでいつどこへ旅へ行ったのかという情報がたくさん詰まったお土産だと思っていて、私は旅行先ではほぼ100%、旅の記念に切符を買って集めています。
利点としては安い、かさばらない、重くない、集めやすい、ほどよく硬くて勝手に折れ曲がらない、個人的に切符の形が好き、などなど。
一人で集めるのも楽しいですし、誰かと出掛けた時に私が切符買ってると「じゃあ自分も~♪」と一緒に切符を買ってくれたりするのも楽しい。
あと、面白い駅名や変な駅名の切符買うのとか好きですね。
例えばこれ。

おはなばたけ。かわいい。
我が埼玉県の秩父鉄道の駅です。
(金欠の時はこども用切符を買っています…石油掘り当てたい……)
②ICカード集め
ちょっとお金のかかる収集ですが、私はハマってます。

私の地域ではSuicaとPASUMOが主流なんですが、関西出身の友人が「こっちはICOCAっての使ってるんよ」という話を聞いて「あっ…地域によってICカードって違うんだな」と興味を持ったのが最初です。
これが地域ごとに特徴が出てて結構面白いんですよ!
九州では「SUGOCA」や「はやかけん」っていう、方言をちょっともじったような名前のカードがすごく面白いし、名古屋の「manaca」は名古屋が丁度日本の中間地点にある事がわかるなって名前だし、北海道では「Kitaca」。これも北の地にぴったりの名前で面白い!
見た目もかわいいものが多いし、その土地土地で使う事も出来るので(残高確認するのだけちょっと大変ですけどね)鉄道を使う旅では持ってないICカードがないかを調べて集めてます。
デメリットとして初期費用が結構かかる事!
カード発行時にデポジットやチャージなどで500~2000円程度のお金がかかります。
ただ、大体はチャージ分を近くのコンビニ等で使えるのでそんなに損した気分にはならないです。
③地域限定ポストカード集め(近場でもOK)
主な購入場所はふたつあって、一つがお土産などを取り扱ってるお店。
景色のイラストや写真が入ったものが基本的に多いですね。

これは門司港(北九州)へ行った時に購入したポストカードです。
それから郵便局でも限定はがきが買えます。
形が独特なものであったり、その土地土地の名産品のイラストがカードになっててめっちゃ可愛いんですよ…!

郵便局員の方々がに楽しそうに観光地や名物を教えてくださったり、ポストカードに風景印を押してくださったのが思い出で、徳島が大好きになった出来事の一つです。
一枚150円前後で買えるので比較的安価で手に入りますし、この次に挙げる「風景印集め」にもつながります。
④風景印集め
皆さん、風景印ってご存知ですか?

こういうやつ。
絵柄の付いた消印とか郵便局版の記念スタンプ、という表現が自分はしっくり来ます。
一部の郵便局(大きいところや観光地っぽいところ)で取り扱いのあるハンコです。
郵便局の窓口で「風景印のお取り扱いはありますか?」と尋ねるか、郵便局のホームページで風景印の取り扱い有無を調べられます。

ホームページには風景印の柄も掲載されてるので、見てるだけで楽しいですよ…!
「消印」という扱いなのでお金を出して購入したハガキや切手の上に押していただきます。
普通のノートや手帳に購入した切手を貼りつけて、その上に風景印を押していただくことも可能。
押してもらう位置はリクエストが可能で(できないところももしかしたらあるかもしれない)、「切手の右下にギリギリかかるように」とか、そんな感じで指定が出来たりもします。
「風景印ありますか?」って聞くと嬉しそうに「ありますよ!」と用意してくださって、わいのわいの言いながら押してもらう。そのちょっとしたやりとりがすごく好きです。
⑤せっかくなので自宅に風景印押して送ってみる
で、更に続くんですがその風景印は普通に消印として有効なので、ちょっとした風景スケッチなんかを添えて自分宛てに送るのが好きです。
旅が終わって帰ってくる頃に丁度そのはがきが届いたりして、なんか楽しいんですよ。

はがき買う→宛名とか書きたい事書く→風景印押してもらって、そのまま郵便物として預かっていただく……という流れですね。
結構送ったこと自体を忘れていて、数日後に旅から戻ってはがきが届くと「あー!そういえば!」と、その時の思い出がバッとよみがえったり。
⑥記念メダル・メダリーフ集め(近場でもOK)
なかなか場所が限定されてたりするんですが、稀に、ほんっとに稀に観光地をうろついてると記念メダルを作る機械を見つける事があります。記念メダルは500円くらいで販売されてるイメージです。

メダル販売機の隣に刻印機もあれば、10~30円程度で日付や好きな文字をアルファベットで刻印する事も可能。
この刻印機、一度使った事がある方ならわかっていただけると思うのですが、文字を打つ時の音がクッソでかくてめっちゃ笑っちゃうんですよ私。

少し調べてみたところ、このメダルは茶平工業株式会社様という会社で作っていらっしゃるようです。
メダルの通販もされているようなので、太平洋フェリーやさんふらわあで発売している(いた?)らしいメダルを買えないものか悩んだのですが、どうやらそういった地域限定のものはやはり通販のお取り扱いがないようでした。くうう…そりゃそうだよな…。
更に更に調べたところ、太平洋フェリーとさんふらわあで発売されてたメダル、新造船では販売機そのものがなくなっているという情報を見つけてしまってちょっと今落ち込みながらこれを打っているところです。
でも通販で別のメダル買いました。私はいつだって立ち直りの早い女。
メダリーフ・スーベニアメダルは細長い銅のメダル。
100~200円程度で作る事が出来ます。期間限定柄が多いので、つい作ってしまいます。

ディズニーリゾートやポケモンセンター内には時期ごとに絵柄が変わる期間限定メダルの取り扱いがあります。
なんちゃら記念館とか、そういうところにも置いてあるイメージ。
手の脂で錆びてしまうので、きれいなまま保存する場合は平らな面でなく、側面を大事に持ったり、直接手で触れない事が重要。
絵柄をプレスする瞬間を見る事が出来るんですが、これがまた10秒程度ではありますがハマります。
⑦記念スタンプ集め
少し風景印と似通ってるんですが、駅やサービスエリアや観光地のすみっこにポツンと置いてあるスタンプ台。

これも私はたまらなく大好きでして…!

もう条件反射というか、スタンプを見つけたら押すというのが私の行動の根っこみたいになってるので癖みたいなもんですね。
押す瞬間がいつもワクワクなんですよ。うまく押せるといいな~って。

こういう収集要素というか、地域限定要素を見つけるのが楽しくてしかたありません。
ひとつに絞れずに色々中途半端に手を出してしまうミーハーなんですが、見つけたらワクワクしちゃうんですよ!しょうがない!
次からはもう少し外向的(……といってもやはり少々根暗な趣味に変わりはないのですが)な街中や宿泊施設で楽しめるような提案です。
⑧地方局を楽しむ
私は旅行先でも基本的にホテルの中に引きこもってます。
どうしても見たいものがある・食べたいものがある・お土産が欲しい以外では一切外出しません。
そんで、引きこもって何してるのかというと昼寝かテレビか景色を見ています。
中でも、朝やっているローカルのワイドショーというんですかね、ニュースというんですかね。
そういうのを見るのが結構好きです。

(当たり前ではあるのですが)天気予報や主なニュースではその旅行先を中心に取り上げてるんですよね。
普段の生活では天気は東京が中心だし、ニュースも東京がメインだからめちゃめちゃ新鮮で楽しいです。たまに謎のマスコットキャラクターが登場するのとか、好き。
⑨スーパー・商店街を楽しむ
お土産屋さんではなく、地元の方々が普段使われてるようなスーパー等のお店を見るのが好きです。
それほど「地域限定!」というものや「その土地だからこその食べ物!」みたいな商品がたくさん並んでる訳ではないんですが、九州のスーパーでは「あまくち醤油」とか「うまくち醤油」とか、地元・埼玉ではほとんどあったかどうかわからないような醤油が並んでたりします。
その地元での日常的な食べ物を眺めたりするのが楽しかったりするんです。
あとはアレですね。夕食はコンビニよりも地元のスーパーでお弁当買って食べる事が多いです。いつもよりおいしく感じます。
⑩地域の名前が入ったローカルな飲み物を買ってみる
よく見かけるのは地域限定のコカ・コーラですよね。県名や地名が入ってる細身のやつ。
それとはまた別で、自身の地元では見たことがないような紙パックの牛乳やコーヒー牛乳を見つけて買うのが好きです。
まずローカルな食べ物飲み物のパッケージってすごく可愛いものが多いんですよね。
なんとなく「旅先でしか手に入らなさそうなもの」を買うのが好きです。
飲み物なら100~150円くらいですしね。お土産価格ではなくローカル価格なのが嬉しい。
⑪実用的な雑貨をひとつだけ買ってみる
これは深夜バス乗車までの待ち時間で退屈なときによくやるやつです。
ちょっとしたポーチ(小物系まとめる)とか、クリアファイル(旅先のパンフレット入れる)とか、ハンドタオル(何枚あっても困らない)とか、あとは手帳に貼るちっちゃいシールとか。
「ザ・お土産!!」っぽいものではなく、普通の雑貨屋に売ってそうなものを買ってます。
コレクター心が中途半端に宿っているせいか地域限定のお土産はどうしても勿体なくて開封が出来ないので、普段使いできるようなものを買って、ふとした時(数年後とか)に「そういや昔これ神戸で買ったな」とか「門司港楽しかったな」って思い出すのが楽しかったりします。
⑫適当な駅で降りてみる(近場でやると結構楽しい)
連泊時や昼間に時間が余りに余ってる時は近くの駅から適当に切符を買って、なんとなく電車に乗って、気ままに乗り続けて、気が向いたタイミングでちょっと降りて散歩してみるんです。

わし、自他ともに認める方向音痴ではあるんですが、最近になってようやく地図の見方がわかるようになったので(スマホのマップ機能びっくりするくらい便利ですよね…私に合わせて印が移動してくれる…)、知らない土地でも一人で何となく歩けるようになりました。
…といってもやっぱり恐いので、ちょっと駅の近くのスーパーに寄ってみるとか、そういうレベルなんですけどね。
これは旅先でやるのも良いのですが、ちょっとした休日にふらっとよく乗る路線でやると面白いです。
私はたまに山手線とかでやってます。個人経営の喫茶店にふらっと入るのとかも楽しいですよね。
時間差の贈り物って楽しい。例えば海ほたるのポスト
何度か記事内やブログ内で言ってるんですが、私はサービスエリアやパーキングエリアというものが子どこの頃から大好きでして…!
去年の9月頃にいつも混雑して入れなかった海ほたるに初めて入る事が出来ました。

ここはとても良いですね…!
外からは風の塔や大型船が見えますし、SA内も広々していて座るところも多いので何時間もウロチョロしてしまいました…!
そんで、SA内にタイムカプセルポストという特殊なポストが置いてあるのをご存知でしょうか?
ここから手紙を投函すると、約一年後に届くというもの。

ある日ぽつっと届くとちょっと嬉しくなってしまったりします。
「また行きたいなぁ」と思い出に浸ったり、旅立ちたい欲みたいなものを刺激されてとてもお勧め。
SA内に必要なもの(切手やポストカード・レターセット)は販売されてるので、お見かけの際はぜひぜひに…!
旅行に正解はないって断言する
以上、私はいつも旅する時こんな感じで楽しみまくってます。
基本的に収集系で挙げたものは対象物(記念スタンプとかメダルとか)見つけたら全部やってます。
「うわあ…こいつマジで根暗だなぁ……^^;」と思うもよし、
でも、何か一つでも「おっ、ちょっとありかも?」と思って頂けるものがあったらめちゃめちゃ嬉しいです!

テンプレートから外れた自分なりの楽しみ方をひとつでも持っていると、知らない土地へ行く事がとても楽しくなります!
\ 空港・コンビニ受取で宿泊先レンタルも可能! /

のんざき

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