女性専用合宿免許【つばめ中央自動車学校】の校舎と寮を紹介|一人参加目線で解説します

資格勉強

約二週間という短くはない期間、身を置く環境は大事

合宿免許で一番大事なことって、お世話になる合宿所選びじゃないかと思います。

選んだ場所によって「早くこんなところから逃げたい!卒業したい!」と半泣きで過ごす事もあるだろうし、「卒業寂しい…もっとここで勉強したい…」と別の意味で半泣きになってた私のようになる事もあると思います。

何はなくとも身を置く環境って大事です。
合宿免許に限らず、何であっても。

私が実際に身を置いた つばめ中央自動車学校 が控えめに言ってめちゃめちゃよかったので、合宿先選びで悩んでる方々の参考になればと思います。

私自身がぼっち参加だったので、割と一人参加目線で書いてます。

つばめ中央自動車学校に決めたきっかけはこちらの記事から


リニューアルした校舎

【1F】待合室

寮から(ほぼ)直通の教習所待合室

まずは待合室にある受付で体温を測ってもらってから原簿(教習所で管理する成績表みたいなもの)を出してもらったり、配車券(技能教習の時に〇号車の車で何の教習をするか、担当してくださる指導員さんの名前等が書かれたレシートみたいな紙)を発券したりします。

技能教習のときは担当の指導員さんが乗車するナンバーのプレートを掲げて「〇号車の方~いますか~」と登場してくるので、シャイな方でも安心です。

授業開始前はやはりとても賑わう場所。
合宿生たちの社交の場その1です。

逆に授業中はほとんど人もいなくて静かなのでゆっくりくつろげます。
隣には自習や効果測定を受けられるパソコンルームがあります。

【2F】とにかく校舎/教室がきれい

一階のロビーから階段を上ると学科の授業を受けるための各教室に繋がってます。
若葉マークを連想させる廊下の壁はとても明るくて「あ、ええな」となりました。やはり室内が明るいのは大事。

新しい校舎なので教室もきれいです。

座席は感覚がしっかり空いてますので、過ごしやすい。

↓実はこっそり「教習所によくあるちょっと90年代を匂わせる画質と字幕のエモい教材ビデオ」みたいなものを期待してたのですが、実際の授業で流れたのは現代風の最新DVDでした。

でも実際にこんなん流れてきたら「ばあ~」のところで耐え切れずに笑ってしてしまいそうなので、逆にこんな感じじゃなくて良かったのかもしれない。

場内練習コース

特に変わったところのない標準的なコースです。景色がよい。
真冬はこのコースが雪でとんでもない事になるそうな。

仮免試験を受ける時は外周コースに設置された右左折ポイントの目印番号(1~4番)だけ覚えておくと気持ちがラク。

【3F】校舎内のカフェを推します

さて、教習所内の私のイチオシ場所は「クォーターズカフェ」というカフェスペース。
毎日10:00~18:00頃まで営業していますが、時々14:30~15:30頃までお休みしてる事もあるようです。

なんといっても安い・うまい・店員さんが優しいという三拍子揃った憩いの場所です。
座席も色々あるので、その時の気分でソファー席に座ったり、奥まったテーブル席に座ったり。


いい意味で静かな雰囲気に加え、比較的どの時間に行っても混雑していないので合宿に一人で参加する方にはお勧めの場所
2500円分のクーポンも貰える上、価格が非常に安いのでこのカフェはめちゃめちゃお世話になりました。

やはりおすすめは注文してから作ってくださるベルギーワッフル…!
外はアツアツのカリカリ、中はふわふわもちもち…!学科で疲れた脳に沁み渡ります…!
あとは日替わりで色んな種類のケーキも並びます。私は抹茶チーズケーキがお気に入り…!



寮は女性専用です

元はビジネスホテルの女性専用寮

続いては寮。

元々ビジネスホテルとして建てられていたため、面白いものが結構あります。
例えばロビーにビリヤード台。道具も一式揃ってるので普通に遊べます。

エレベーターは二台。
このロビーから教習所に直通向かうことが出来るのでめちゃめちゃ楽。
自分の部屋から3分程度あれば向こうの待合室に到着してしまいます。怠け者にはありがたい。

冬はこたつのあるロビー

気温が低いシーズンは何とこたつが設置されます…!!
こたつ布団も座布団もふわふわ…!!!最高です…!!!!!
根がおうち大好きな引きこもりなのでこれは本当にテンション上がりました。

雑誌とかUNOとかも置いてあります。
昼間は合宿に一人で参加してる子がぬくぬくしながら自習してて、夜はグループで参加してる子たちの井戸端会議所になってました。

自販機は画像左のカップドリンクは入寮時に貰える専用コインで10杯まで購入可能。
右の缶やお菓子の自販機はちょっと価格高め。

食堂は心と胃袋の憩いの場

合宿生の社交の場その2。

食堂は元々居酒屋として使われていたそうです。
カウンター席だけでなく、ソファー席や半個室のような掘りごたつ席など、座る場所はいっぱいあるので閑散期であれば「人が多すぎて座れない…」という事はほぼありません。

あくまで私の主観になってしまいますが、カウンター席は合宿に来て日が浅い一人参加の合宿生ちゃん、もしくは卒業間近の一人行動に慣れた合宿生ちゃんが多い印象。
掘りごたつは合宿に慣れ始めた物静かな合宿生ちゃんかグループで参加してる合宿生ちゃんが多いです。

食堂の営業時間と、参考までに人の少ない時間をメモに残しておきます。

■営業時間&空いてる時間(主観的)
朝食:7:00~8:30
→7:00~7:30頃までが空いてます。
8:00近くになるとグループで参加してる子たちが増えます。
昼食:12:00~13:30 
→12:00からは学科も技能もないので混みます。
授業がなければ12:50以降がねらい目かな。
夕食:18:00~20:30
→18時台が最もすいてます&一人参加してる方が多いです。

一人で静かに食べたい方はの参考になれば幸いです。
人が多いと食事の受け取りで列が出来るので、個人的には人の少ない時間を狙った方が良いとは思います。
食堂には靴を脱いで上がるので、置いてある靴の量で人の多い少ないを見るのもアリ。


食堂メニューは日替わり!

週のはじめに昼食と夕食の献立が貼り出されます。
朝食は日替わりで恐らくほぼ固定。


もちろん食堂では食べずに自分でコンビニ弁当を食べたりラーメン食べに出かけたりもできます……が、予め食事いらない旨をチェックシートに書き入れる必要あり。

米はコシヒカリ!硬さも丁度いいし、めっちゃめちゃおいしいです!!
ごはんは大盛り・普通・少なめで選ぶことが出来ます。

食事はこんな感じ。
ちゃんとあったかいおかずはあったかい状態で出してもらえます◎

朝ごはんの時は納豆やヨーグルトを好きに持っていけます。お部屋には持ち帰れないので、食堂で食べる。
また、主食をパンorごはんから選べます。

そのほか、ふりかけやサラダにかけるドレッシングを好きに選んでかける事が出来たり、各テーブルには醤油や塩などの調味料が備え付けられます。

個人的に食事は大満足です!
給食みたいでめちゃめちゃ楽しいんです…!
(正直食堂のごはんが恋しくてしょうがない…)


シングルルームを淡々と紹介

それではとても重要な寝床のご紹介に移ります。

私が利用したのはレディースインⅠ(学校寮一号館みたいなもの)のシングルルームです。

見ての通り、ビジネスホテル感のただようお部屋。
最低限のベッドとテーブルが置いてあるくらいかな?と思いきや、しっかりと歩くスペースがあったのがありがたい。
毎夜こっそり筋トレしたりフィットボクシングで遊ぶスペースが取れました。

(合宿中してる間に2が発売されていたらしい。体験版でちょっと遊んだけど音楽新しくて新鮮でした)

入校時に部屋の鍵が手渡されて、入校説明とお昼ごはんが終わった後に少しだけ部屋でゆっくりする事が出来ます。
(その後は割とハードスケジュールなのでしっかり休んどくべし)

部屋に備え付けられている物や設備のは以下の通り。

・ドライヤー(風の強さもばっちり◎)
・ハンガー×4(一般的なプラスチック製)
・テレビ(HDMIケーブル差す場所ありました)
・冷蔵庫(二週間過ごすには十分)
・お湯を沸かすポット(作ったままにしておけます)
・空調?冷暖房?だった気がするもの(オンオフと強弱だけができます)
コンセントは9箇所(机の上×2・机の下×2・冷蔵庫の隣×2・ベッドとソファーの間×1)

延長コードを持っていきましたが、コンセントが思いのほかあったのでそれほど必要性を感じませんでした。
持っていくならハンガーを多めに持っていくべきです。
(私はハンガーが足りなかったのでソファーにまっすぐ衣服を置いたりしてました)

部屋からの景色は場所によって違うと思いますが、私は三階の道路側の部屋だったので弥彦山や近くの川がよく見えました。

あとは日曜日以外、毎日午前中に掃除があります。タオルも毎日交換してもらえる。
ベッドメイキングは週に1度。部屋によって何曜日かは変わってきます。
因みに午前中部屋でゆっくりしたい場合は事前に掃除のキャンセルをすればOK。

部屋の感想としてはプライバシーもしっかり守れて全く問題なく過ごせました。
ただ、壁が薄いので廊下でくっちゃべってる子たちの声はよく聞こえてきましたし、隣の部屋の声も残念ながら少し聞こえてきました。こればかりは運ゲー。

その他、ツインルーム等もあります

どうやら二人部屋・三人部屋・四人部屋があるようです。
またもうひとつの学校寮レディースインⅡは全てのお部屋がツインになっているとのこと。

それからホテルに宿泊するコースもあります。
駅からすぐ近くのAQUAホテルという名前で、毎日教習所への送迎で通ってる子もいました。
時間割なども朝早くからにならないよう配慮してもらえるっぽい。

ごはんもめっちゃ美味しいとの事。少々割高になってしまう点と移動の手間以外は非常に過ごしやすいと思います。
二週間毎日朝晩ホテルのごはん食べれるのっていいよなぁ…!
ただ、寮に比べて顔見知りは若干作りにくいんじゃないかなぁと思う。友達作りに行く場所じゃないけど、女子は話せる子が一人いるだけでその場所での過ごしやすさが段違いですからね。

コインランドリー紹介。洗剤販売もあり。

朝6:30~夜23:00くらいまでの間で使用が出来ます。
洗濯は200円、乾燥機は30分100円。

いたって標準的な洗濯機と乾燥機なので、まごつかずに使えると思います。

それから物干し用の洗濯ハンガーの貸し出しをしてます。
自由に持っていく事が出来るので、私は最初の選択のタイミングで借りて卒業前に返却しました。

先ほども少し書いた通り、お部屋のハンガーが4つしかないので、これはとても助かった。
洗剤は近所のセブンに小分けのものが売ってますが、寮のロビーでも一つ50円で無人販売してます。

カラオケやシアタールームもあるらしい

この辺は私一切寄らなかったので触れる程度に。

カラオケは一人30分無料、二人なら一時間無料。
事前予約が必要です。

そのほか、シアタールーム、コミックが1000冊以上ある部屋、スポーツルーム、エステサロンがあります。
エステサロンはフェイシャルや整体など、好きなものを20分無料で受けられる特典が付いてます。
最初はサロン内の妖艶な雰囲気にビビりまくりましたが、とてもリラックスできて勉強で凝った身体がほぐれました。

【体験談】つばめの寮のここが最高

・こたつが最高
(ぺたっと座れる場所があるのは日本人としては嬉しい)
・ごはんがおいしい
(これは本当に…!半分は食堂で手作り・半分は仕入れたおかずって感じです)
・コンビニがめっちゃ近い
(しっかり準備したつもりでも結局何かが足りないのでこれは大事。合宿中は規則正しいごはんが出るので、ジャンキーなものが食べたくなるよ)


先に述べた事ばかりですが、私はこの辺がとにかく良いなと感じました。
コンビニは3分ほど歩いたところにセブンイレブンがあります。
また、もう少しかかりますがダイソーやマツキヨなんかもあるので足りないものはすぐに買い足す事が出来ました。

寮の受付で自転車の貸し出しもしてるので、少し離れた有名ラーメン屋さんなどにも行けてしまいます◎

基本的に教習のない空き時間はのんびり過ごせたので、ハードだなぁ…と感じる事はあまりなかったです。

【体験談】つばめの寮のここに注意

・朝ごはんの時間がちょっと早い(7:00~8:30)
(合宿のスケジュールは9時~スタートが多いので、朝食の時間は7:00~8:30。
ロングスリーパーかつ寝るのが大好きな自分は「もうちょっと寝ていたい…」と思いながら起きる事が多かったです)

・稀にうるさい

(シングルルームの紹介でも書いた通り、壁が薄いです。場合によっては受付に苦情を言うのもあり)

・アメニティは一切ありません
(シャンプーリンスボディーソープや石鹸・ティッシュなどのアメニティはありません。必ず自身で用意する必要があります
。箱ティッシュ、意外と持ち物に入れ忘れますが超大事)


時期に気を付けながら早めの予約をお勧めします

最後に。
色々おすすめポイントを書きましたが、マジで時期は選びましょう

これからの時期、新潟は雪ががっつり降るので路上での運転が難しくなります。
元々雪が多く降る地方在住であれば練習になるけども、首都圏から参加する場合は時期を外した方がいいです。
路上教習では弥彦山の方へ行ったりもするのですが、冬の時期は雪の影響で車で山を上る練習が出来なかったりします。

個人的なおすすめは春先~梅雨の前、そして雪が降る前の秋です。
特に新学期が始まる4月・閑散期と呼ばれる10月~11月は一人参加の社会人ならねらい目です。
学生さんの場合でも、うるさい環境が嫌であれば上記の時期や、意外と穴場のGW辺りを狙って行くのが良いです。

つばめ中央自動車学校の指導員さんはしっかりと教えてくださるのはもちろん、面白くて優しい人ばかりなので、女性一人でも安心して参加する事ができます。


楽しいだけでは決してないですが、合宿で免許を取得するのは後々いい思い出になります。
ぜひ、おいしいごはんを食べながら、ちょっとした観光を楽しみながら、いつもと違う環境で新しい技能を学ぶ事に没頭する楽しさを体験してほしいです!


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