2021年7月就航の東京九州フェリーを見てきた話(前編)|プチ漫画

船のこと
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結構前から
「横須賀と門司港を結ぶ航路が出来る」
「東京九州フェリーっていうすごいわかりやすい名前である」
……という噂を聞いてはいました。

ただ、世間の交通手段のメジャーどころといえば自動車、新幹線、飛行機。
住んでいる土地にもよりけりかとは思いますが、フェリーはマイナー寄りな交通手段と言わざるを得ません。(私は静かにのんびり出来るから人が少ないの最高なんですけどね)

だからまさか本当に、しかも我が関東圏に
長距離のフェリー航路が出来ちゃうなんてにわかには信じがたかったのです。

東京九州フェリーさん、航路を作ってくれて本当にありがとうございます…!!」
……と、私はただただ言いたい…。

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「電車で行ける距離の船を見に行かずして、何がフェリーオタクだ」

当時の私はそんな感じの事をごにょごにょしながら話していた記憶がある。

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フェリーの乗り場って大体は駅からは離れていて、送迎バスやタクシーを使わなきゃいけない……というパターンが多いのですが、この東京九州フェリーの横須賀港は駅からも歩いていける距離なのです。

のりばの最寄り駅は「横須賀中央駅」だと思うんですが、今回は「汐入駅」からのスタート。
近くにある「どぶ板通り」を見に行こうと思ったのです。

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少し自身の思い出話になってしまうのですが、
私が初めて横須賀に行ったのは小学校低学年くらいのちっちゃい時。

空手を教えていた父のお弟子さんが海上自衛隊の方で、そのお弟子さんの結婚式に呼ばれたのがきっかけだったと思います。
そのときに父が「どぶ板には面白いものがいっぱいある」と教えてくれたのが、どぶ板通りとの最初の出会いでした。当時はまだ小さかったので「どぶいた」という単語だけが無性に面白くて記憶に強く残っていました。

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好きな人にはたまらないんじゃないかなぁって思う。
アメリカと日本が混ざったような非常に味のあるレトロ商店街なのですが、夜に女性だけで歩き回るのは少し危ない場所なのでそこは注意が必要。

今回の目的地は東京九州フェリーなので、
どぶ板通りはコロナが落ち着いて商店街ににぎわいが戻った頃にじっくり歩き回ってブログで紹介したい。



駅を背にしてどぶ板通りをまっすぐ進んでいくと大通りに出るので、
地図アプリで確認しながら海の方向へまっすぐ15分ほど歩きます。
だんだんね…!こう…港町っぽい感じになっていくんですよね…!景色が…!
私はその変化を見るのが大好きです!


終着地点には「三笠公園」というべらぼうにわかりやすい名前の公園。
三笠は今でもそこで記念艦として開艦しています。

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ただ、私が行った日は閉艦中(お休み)でした。

私はあまり横須賀と相性が良くないのか、
以前軍港めぐりをしようとした日はデカめの台風のせいで中止になったり
今回のようにたまたま見たかった船が休業していたり。
しょんぼりする事がやたら多い気がします。それでも私は横須賀が大好きだ。

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これでフェリーまで出航中で居なかったらさすがに笑ってしまうのですが、
しっかりと運航ダイヤを確認した上で来ているのでそこは抜かりない。

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ちゃんといた…!!!
ファンネル良いですね…。

次回は更に船の近くに行ってみます。



本当は文章なしの漫画だけで表現したかったのですが、「これでは伝わりにくいな」と文章も添えてみました。

どの表現方法なら自分が楽しいだろう、周りが見に来てくれるだろう、楽しんでくれるだろう、どんな風にやれば私自身が楽しく続けられるだろう。

そんな事を考えながらまたブログを再開します。
手を休める事はあっても、表現する事は絶対にやめないと思います。描くの好きだから。