【御船印巡り】東九フェリーの御船印の話と快適さを求めたフェリーオタの乗船スケジュール|東京⇔徳島0泊3日旅行記③

国内旅行

前回は「しまんと」船内を写真付きで紹介しました。

引き続き東九フェリーの話題が続いてしまいますが、
今回は御船印の話と、私なりの船内での過ごし方を書いていきます。

東九フェリーの御船印情報

御船印は船内案内所

まずは今回の旅の目的といっても過言ではない御船印を入手するために案内所へ。

東九フェリーの御船印入手は乗船者のみ、乗船した船の印のみを販売しています。
今回は「しまんと」に乗船しているので、購入出来るのは「しまんと」の御船印のみって事ですね。

御船印の収集って全種集めようとすると一生ものの趣味になる気がします。

こんな感じでディスプレイされているのでとてもわかりやすい!

御船印帳が通常価格(1,980円)より安く売られているので、印帳未所持の人は御船印と一緒に買うのもありかなと思います。

東九フェリー「しまんと」の御船印

そんな訳で案内所で購入した御船印です。
日付はその場で書いていただけました。

第五番社
オーシャン東九フェリー
(画像はフェリーしまんと)
公式サイトhttps://www.otf.jp/index.html
御船印情報https://www.otf.jp/end/gosenin.html
発行条件乗船者のみ/各船該当の印のみ販売
発行場所各船内の営業所
種類/価格4種/300円(各船それぞれ一種ずつ)
アクセスりんかい線「国際展示場」駅よりバスで約5分
徒歩の場合は約30分
案内所
営業時間
【東京発】出港後~22時・翌朝8~9時半・11時半~15時半・18時~21時半
【九州発】出港後~22時・翌朝8~13時・17~21時半

御船印購入は営業時間中に

案内所が開いている時間はちょっとだけまばら。
上下便によって時間帯も少しだけ変わってきます。

東京発出港後~22:00/翌朝8:00~9:30/11:30~15:30/18:00~21:30
九州発出港後~22:00/翌朝8:00~13:00/17:00~21:30
※東京・北九州の早期入港時は着岸30分前より再開

御船印やお土産の購入等は余裕をもって済ませておいた方が安心ですね。

しまんと乗船記

煩わしさを避けてただ静かに過ごしたいフェリーオタの乗船タイムスケジュール

乗船記的な話もちょっとだけ。
しまんと船内ではこんな感じで過ごしてました。

東九フェリータイムスケジュール(東京→徳島航路)
  • 19:30
    乗船、即風呂

    個室に荷物を投げ込んで、
    タオルとパジャマとスキンケアセットを持って即風呂へ。

  • 19:45
    デッキに出て景色を楽しむ

    東京の夜景とかスカイツリーとか飛行機とか遠くに見えて綺麗です。

  • 20:00
    御船印とフェリーグッズ購入

    メインイベントその1。

  • 20:30
    とりあえずごはん

    窓際の席でのんびりします。iPadでブログ作業とかをやってる。

  • 23:00
    就寝

    あって無いような仮眠を一応とります。

  • 3:00
    起床

    フェリーオタクの朝は早い。

  • 3:15
    船内探検

    人が最も少なくて静かであろう時間に思う存分船内を歩き回り、写真を撮り、船旅に浸る時間。稀に起きてる人に遭遇してガチビビリする。

  • 6:30
    カメラとホットカフェオレを持ってデッキへ

    日の出待機です。確か気温4度でした。

  • 7:30
    日の出を一人で眺める

    メインイベントその2。
    私の中ではフェリー旅の醍醐味。気温がちょっと上がります。

  • 8:00
    朝風呂~朝ごはん~とにかくのんびり

    数時間後の「下船」という現実から目を背けるため、優雅に過ごします。
    昼過ぎ着なのでかなりのんびり出来ます。ここでもiPadでブログ作業。

  • 13:10
    下船

    1日の内で一番悲しみが深い時間。

東九フェリーに限らず、長距離フェリーに乗船した時はだいたい似たようなスケジュールで行動している気がします。
基本的には「この時間には人が少ないだろうという場所へ行く」って感じ。

だいたい「初手風呂」

そんな訳で私はたいてい乗船後、即風呂を済ませます。

理由は綺麗な状態のお風呂に入りたい、かつ人が少ないから。

グループや家族でフェリーに乗る人ってまずは個室で寛いだり、船内を歩き回ったり、デッキに出てみたりするってパターンが多いので、周りの人がそうしている間にサッと入浴を楽しみます。

銭湯とかもそうなんだけど、基本的に人が居ると落ち着かないので一番人が少ないであろう時間帯を狙って風呂に入ってます。女だとピーク時はドライヤーゾーンも混み合うからね…。

個人的なデッキイベントは外さない

ゲートブリッジをくぐるとか、羽田空港の近くを通過するとか、そういう個人的に見ておきたい景色が近付いてきたら寒かろうが風が強かろうがデッキに出ていきます。

風呂上がり且つ風がめちゃめちゃ強いので防寒対策はしっかりと。

やっぱりスカイツリーはめちゃめちゃ目立ちますね…!

御船印と船内のお土産は余裕を持って入手

船内でしか入手できない御船印は案内所が落ち着いてそうなタイミングで即購入しています。

今回はスマホスタンドにもなるというキーホルダーを一緒に購入しました!
リュックひとつでの旅なのであまりかさばるものを買えないのがもどかしい…。

フェリー飯@夜

晩御飯。悩みに悩んでチーズカレードリアを頂きました。
デザートは国際展示場駅のセブンイレブンで購入したクリームぜんざい。

夜景を見ながらのフェリー飯…良いです。

クリームぜんざいが結構ボリューミーだったので、今日の食事はこれで終了。

遅寝早起き

徳島に宿泊しない弾丸旅なので、最低限の体力を温存すべく仮眠。
酔い止めの副作用でどうしても眠くはなるのでおとなしく寝ておきます。

フェリー船内を紹介した前回のブログ記事に掲載している写真は殆ど真夜中に起床して撮影したものです。人が居る場所にカメラを向けるのがどうにも抵抗があるんですよね…。

ただ、深夜の3時や4時に女が一人で船内をカメラで撮りまくる姿は不審者以外の何ものでもないとは思う。たまたまエンカウントしてしまったおじさんたち…ごめんよ…。

フェリー旅の醍醐味、日の出を見る

そして恒例の!
私にとってはずっと変わらないフェリーの醍醐味、日の出鑑賞!

夜間はデッキに出られないので、とりあえず客室の窓を見ながら待機。
デッキに続く階段が解放されたらホットカフェオレを自販機で購入して外へ出ます。

あまりにも風が強い。

この状態でも結構明るくなってるんですが、まだ太陽は顔を出していない状態。

結構雲が厚いんだけど、光の当たる場所とのコントラストがはっきり見えるからこれは嬉しいですね!

太陽見えてきました!

この…なんだろう…!わかりますかね!?
この、今までの光とは違う感じのすごくカッと雲が照らされてる感じ!
ピンポイントで強い光が雲に当たってとてつもないコントラストになる感じ!!
この強い光は本当に一瞬で終わるんですが、私はこの瞬間を見るのが好きなんです!!(早口)

一度雲が強く光った後はあっという間に太陽が顔を見せます。
良いタイミングに船が通ってくれました。
雲間から差す柔らかい光がすごく良い…!やっぱり長距離フェリーは最高だよ…!!!

今回撮影した日の出の写真の中で個人的に気に入ってるのが下の二枚。

光が当たる部分と、光を受けて暗くなる部分を両方映してコントラストをなんかこう、良い感じに残したかったやつ。

太陽が出て暖かくなってからは1~2人がデッキにやってきたものの、今回も日の出の瞬間はデッキ独り占めで最高でした。
あつあつだったホットカフェオレはすっかり冷たくなってしまいましたが、大満足です。

そして朝風呂

だいぶ身体が冷えたので朝風呂へ。
浴室には大きな窓があるので、満足するまで景色を眺めながら湯船に浸かっておりました。

風呂上がりにフルーツオレを頂きながらのんびりする。

フェリー飯@朝

そこそこお腹も空いてきたので、エントランスで海を見ながら朝ごはんを食べる事に。

徳島港に到着するのは午後なので、朝の景色を眺めながらのんびり食事が出来ます。
乗船時間が長い東九フェリーの良いところでもありますね。

朝食は悩みに悩んでおにぎりと揚げなす味噌汁を購入。

昨日セブンイレブンで購入したサラダチキンバーもこのタイミングで食べちゃいます。
船内で食べるご飯はやっぱりおいしい。

連れはカツサンドを食すとの事だったので、写真だけ撮らせてもらいました。

朝食後はまたのんびりとiPadでお絵描きをしたり、ブログ用の画像を作ったり。

フェリー「どうご」とのすれ違い

作業中、船内に「間もなく姉妹船のフェリーどうごとすれ違うやで~」というアナウンスが。
慌ててカメラを抱えながらデッキへ。完全に油断していた…!

ぎりぎりすれ違いに間に合いました!

ぱしゃぱしゃ撮ったりホケーっと眺めている間にフェリーどうごはどんどん小さくなっていきました。

気付けばあんな遠くに…!

長距離フェリーは早朝着の船によく乗るから、こうして昼間にも乗っていられる東京→徳島航路が結構気に入ってしまいました。空が近くて気持ち良いです。

下船が近付くと「ここに住みたい」と言い出す

さて、始まりがあるものにはたいてい終わりがあるもので。

いつもの嫌な現実がやってきます。
「下船」という名の終わりが近付いてきました。

あんなに海しかなかった風景に陸地が見えるではありませんか…。

「いやだ、私はここに住むんだ」「ホテルみたいに長期滞在プランをくれ」等とうわごとのように呟いていた記憶が微かにあります。
いや、でも本当に下船不可・客室清掃なしとかで全然良いんでフェリー会社さん、弾丸連泊プランとか作りませんか…?私には需要がありまくりなんですが…。

ほぼ定刻通り、フェリーしまんとは徳島港に到着。

下船口が解放されるまでは船内でしばらく待機しつつ、船内の窓越しに徳島のフェリーのターミナルを撮影するなどしておりました。

フェリー下船…。
ありがとう東九フェリー!また乗りに来るよ!

次回記事は南海フェリー御船印回収と徳島散歩

徳島港に到着後、南海フェリーの御船印を購入したり、思い出の屋上遊園地に行こうとしたり、徳島ラーメンをすすったりしてきました。

オーシャン東九フェリー記事いろいろ