東京湾フェリーのたまらんところを4つにまとめた

東京湾フェリーのたまらんところ4つアイキャッチ船のこと

過去記事も併せて見てほしい魅力たっぷりの東京湾フェリー

ブログ開始当初から推している東京湾フェリー
神奈川県の久里浜と千葉県の房総半島を結ぶ、関東でも数少ないフェリーです。

上記記事では東京湾フェリーの概要や乗船記をメインに書いていきましたが、今回はそんな中でも特に「東京湾フェリーのここが最高なんだよ!」という思いの丈をぶつけていこうと思います。

前回記事と少々重複してしまう部分があるかもしれませんが、関東発のフェリーに関してはそこそこ検索で来てくださる方がいらっしゃるようなので(ありがとうございます…!)、掘り下げて書いていきます。

東京湾フェリーのここが最高4選

手軽に船旅気分を味わえる

お手軽船旅なら東京湾フェリー

私が海のない埼玉県民だからという前提もあってか、船に乗るという行為は非現実的で特別感があります。 それは私が船に目覚めた10年以上経った今でも変わりません。

「最近疲れたな、のんびり船に乗りたいな」

ふとそう思った時、気軽に乗れる船の候補として第一に挙がるのはいつも東京湾フェリーなんです。

片道40分程度で、1000円以下で乗船出来て、運が良ければ巨大船や豪華客船を間近に見る事が出来る、船に乗るためにのりばまで二時間程度かかりますが、長距離フェリーに乗るために関西まで行かなくてはならない手間と比べたらご近所もご近所です(長距離フェリーは関西発がとても多いです)



やはり長距離フェリーに乗るというのはそこそこ費用も時間も必要になってきてしまうので、手軽な船旅ならば東京湾フェリーがベターかなと個人的には思っています。
思い立った当日に遊びに行けて楽しめるのは大きい!


船の上で食べる温かい食べ物・飲み物がめちゃめちゃ美味い

フェリー船内には飲み物の自動販売機ホットスナックやドリンクを取り扱っている売店があるので、ちょっとした腹ごしらえをしたり、船からの景色を楽しみながら軽食をとることが可能です。

売店メニュー

横須賀海軍カレーパンやホットスナックはその場で(レンチンではありますが)温めてもらえます!

自販機や売店で購入したホットスナックやホットコーヒーと共に甲板へ赴き、海風を感じながら食べる、飲む…景色を見る…また食べる…。秋~冬は特に格別です…!
この「たまらん感」「エモさ」は例えるならめちゃめちゃ寒い日に食べるラーメンとか、こたつでアイスを食べるのような背徳感に近いでしょうか。

自由に動き回って好きな場所を選んで、そこで好きなものを食べる事が出来るっていうのがフェリーの良さであり醍醐味だと思っています。これは何度でも主張したい。

目の前で巨大船とすれ違えるかも

東京湾フェリーは太平洋と東京湾をつなぐ浦賀水道を横断します。
普段近くで見る事が出来ない巨大なタンカーやコンテナ船、珍しいクルーズ船を間近で見る事が出来るかもしれません。

「遠くで大きい船が動いてるな」と気付いて、しばらくしたらその船が目の前までやってきた!というのは浦賀水道ならではだと思っています。

遠い
近い

かなり運が絡みますが、予め目星をつけて実際にお目当ての船に会えるとめちゃめちゃテンション上がります。
写真の自動車運搬船も当時自身で入航時間を調べて会いに行った船です。

私が東京湾フェリーに乗る時は「この時間に行けば巨大船に遭遇するかも」という目星を付けてから乗りに行く事が多いです。
そこで参考にしているのが東京湾海上交通センター大型船入航予定情報です。
このサイトではその名の通り、

浦賀水道に入航してくる大型船がいつ・どんな大きさで・どんな種類の船がやってくるのか
を教えてくれるもの。
私はこのサイトに何年も何年もずっとお世話になっています。

大体の目安ではありますが、何も情報を見ずに「巨大船が見たい!」と東京湾フェリーに乗るよりもよっぽど大きな船に遭遇しやすいです。
同じようにこのサイトにお世話になってる船好きさんは多いはず。

ぶっちゃけ人が少ない穴場です

あまり良い事ではないのかもしれませんが、東京湾フェリーは他の交通手段に比べたら格段に利用者が少ないです。たまにゴルフ帰りのおじさん軍団に遭遇するけどね。

因みに「あ、今日は結構人いるなぁ」って感じた時の写真がこんな感じの人口密度。

これで「多いな」って感じです

ハイシーズン中や週末はさすがに「房総半島を暴走するぜ!」と言わんばかりの若者たちや家族連れで賑わう事が多いですが、平日の昼間に至っては「あれ?貸し切り?」と錯覚するくらい誰もいない事も少なくはない。
私はそういう静かな東京湾フェリーが大好きなので少し矛盾した事を書いてしまうのですが、もっともっと東京湾フェリーの利用者が増えて賑わったら良いな、ずっとこの航路が続いてほしいなと思っています。

わし
わし

このブログに「東京湾フェリー 廃止」という検索ワードでやってくる方が稀にいて「え!?東京湾フェリーなくなるん!?」とめちゃめちゃびっくりしながら公式サイトに確認しに行く……という出来事があったので思いの丈を書いてみました。

人混みが嫌い、のんびりしたい、そんな方には本当に東京湾フェリーをお勧めしたいです。

暖かい時期はそこそこ人もいるので、本当に静かな時に乗りたいという方は真冬の平日昼間が狙い目です。
一人で乗る時は私も毎回そういう時期を選んで乗ってます。寒いし鼻水も出てくるけど、人の少ないあの快適さは癖になるのです。

まとめ

1000円以下で楽しめる40分のお手軽船旅

二つ目の「 船の上で食べる温かい食べ物・飲み物がめちゃめちゃ美味い 」四つ目の「 ぶっちゃけ人が少ない穴場 」に関しては東京湾フェリーに限らず、阪九フェリーだろうと東九フェリーだろうと名門大洋フェリーだろうと感じている、フェリーそのものの魅力であったりします。

関東発着のフェリーって本当に数が少なくて、そんな中でも手軽に楽しめる良い船だと思ってます。
移動手段として、一つのアトラクションとして、フェリーという選択肢を心から推したい。
私はこれからも東京湾フェリーを(一方的に)応援していきます。

東京発の長距離航路なら東九フェリー

今回は日帰りで船旅が楽しめる東京湾フェリーを紹介しました。
「それよりもしっかりと船で旅がしたい!」「フェリーの個室にしっかり宿泊してみたい!」「関東発の長距離フェリーを探している」
そんな方には東京~徳島~北九州を結ぶ東九フェリーを候補としてお勧めしたいです。
距離が長くて非常に時間がかかる&レストランがないので少々人を選ぶ船ではありますが、東京から出ている数少ない長距離フェリーです。

東九フェリーのがっつりした記事はこちら。
当ブログの中でも常にアクセス上位で人気のある記事です。

(定期的にリライトしたいと思いつつ、gotoトラベルに言及した部分が残ったままだったりでお恥ずかしい…)